ロールシャッハ・テストをもとにしながら集団での実施を可能にした
本明寛 編
当検査はロールシャッハ・テストに範を求めたインクブロット・テストです。日本では、昭和30年以降にいくつかの投影法形式による性格検査が開発されています。投影法のテクニックは、個人検査を原則としており、そのことが投影法のユニーク性を高めています。しかしながら、当検査ではあえて二重選択肢法をとり、集団での実施を可能とし、また結果の整理を簡単にしました。インクブロットやその枚数はロールシャッハ・テストと異なっていますが、整理や解釈の多くはそれに準じています。
■集団用ロールシャッハ法式 新版 人格診断検査(以下‘集団ロール’)では、「コンピュータ採点」、「自己採点」が選択できます(詳細は下記の【採点について】をご覧ください)。■ロールシャッハ・テストに範を求めたインクブロット・テストです。5枚の図版(インクのしみ)を受検者に見せ、それが何に見えるかを回答させる投影法の検査です。■結果は主に、@反応領域(インク・ブロットのどの場所を意味づけたか)、A決定因(反応がインク・ブロットの形・色・材質のどれを主として利用しているか)、B反応内容、から判定します。■社会への適応状態、自己統制力、情緒不安定などの、個人のパーソナリティ特徴を総合的に診断します。■A型(A型マーク式用紙)とB型の違いA型とB型では、質問項目数が異なります。A型およびA型マーク式用紙は各図に対して15問、計75問で構成されています。それに対しB型は各図に対して18問、計90問で構成されています。A型、B型のいずれを用いてもほぼ同様の判定結果を得られることが分かっています。B型は反応数(回答数)が多い分、より豊かな解釈が可能です。検査時間が限られている場合などはA型の利用がお勧めです。
■企業・各種団体(警察・人事委員会等)で採用検討の参考資料として■医療・看護・福祉/カウンセリング精神科などで患者の治療方針を決定するために性格の偏り、問題、社会への適応の程度を知るために
■集団ロールには、「コンピュータ採点」、「自己採点」の2種類があります。コンピュータ採点を利用される場合は、『A型マーク式用紙』をご購入ください。◇コンピュータ採点:専用の検査用紙とマークシートをご利用いただくことで、コンピュータ採点システムが利用できます。採点結果は、実施担当者用の結果一覧表と、受検者用の個人票の2種類で構成されています。コンピュータ採点料5名まで一律 4,200円(4,000円+税)6名以上 1名 840円(800円+税)ご不明な点はお問い合わせください。
★結果の解釈には臨床経験や専門的な知識が必要です(手引を読むだけでは解釈は困難です)。しかし、専門知識がない方でもコンピュータ採点をご利用いただくことで、結果の解釈が容易になります。コンピュータ採点の打出し見本をお送りすることができますので、必要な方はご連絡ください。★2007年8月に手引書や検査用紙がリニューアルされ、使いやすい検査となりました。★初めて用紙を購入される方には、検査を有効にお使いいただくため、事前に『手引』を読まれることをお勧めします。この手引はA型、B型、A型マーク式用紙に共通してご利用いただけます。ロールシャッハ特集ページも開設しました▼【特集】ロールシャッハ・テストの理解へ▼▼▼他の心理検査を見る▼▼▼▼▼▼“安心して使える”心理検査 募集のお知らせ▼▼▼