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児童心理

児童心理2011年5月号

特集
子どもの心に寄り添う

2011年4月12日発売
(2011年5月1日発行)
A5判●128頁
定価(本体848円+税)

※品切です 定期購読のご案内
内容説明
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「心に寄り添う」ことは、簡単なようでいて、なかなか難しいものです。どのようなかかわりが、子どもの心に寄り添うことになるのでしょうか。「気づいてほしい」「わかってほしい」「受け止めてほしい」という一人ひとりの子どもの思いをどう理解し、かかわればよいか、考えます。

 
目次
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『児童心理』5月号 目次
特集 子どもの心に寄り添う 

「子どもの心に寄り添う」とは/岩宮恵子 
 
子ども一人ひとりに合った寄り添い方/藪添驤黶@
子どもが心を開く話の聴き方/古宮 昇 
教師の思いが伝わる言葉かけ/園田雅代 

「なれあい型」学級の問題点/武蔵由佳 
 
思春期の心の揺れ・葛藤にどうかかわるか/大竹直子 
気持ちを言葉にできない子へのかかわり――非言語的表現に着目して/竹松志乃 
発達障害のある子どもに寄り添う支援/曽山和彦 
 
子どもの心に寄り添う先生
一人ひとりの気持ちを受け止める教師/光武充雄 
「毅然とした指導」と「寄り添うこと」を両立させる/中司博之 
クラスで孤立している子へのサポート/高橋和雄 
 
こんな子にどう寄り添うか
不登校、ひきこもりの子/高橋良臣 
いじめの傷が癒えていない子/橋翠里  
親に放任されている子/加藤尚子 
万引きを繰り返す子/須藤 明 
 
教師は親の心にどう寄り添うか
子育てに自信を失っている親――保護者の不安に寄り添う/鈴村眞理 
過干渉な親/冨田久枝 
子どもを好きになれない親/秋山邦久 
発達障害のある子の親――解決事例を貯金するソリューションバンク活動/生田倫子 
 
連載
クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル NEXT LEVEL 
ファイル No.1 sideB

もしも特別な支援を必要とする子がクラスにたくさんいたら?/阿部利彦 ×古屋雅康
学校外の子どもの今
コーチに勝る(?)イクメンの姿 子どもは親の鏡……? /
永井洋一

窓/深谷和子
保健室から/池田祐美
今月の本棚  
『教室の中の気質と学級づくり』/評者・高橋知音
『いっしょに考える家族支援』/評者・武田信子
編集後記/諸富祥彦 

 
特集のポイント
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本号の特集は「子どもの心に寄り添う」である。簡単なようでいて、なかなかできないことである。いわゆるカウンセリング・マインドで子どもと接する姿勢を言葉にしたものと考えてもいい。

では、なぜ、子どもの心に寄り添うのが難しいのか。

一つには、ほどよい距離感が難しいからである。寄り添うためには、近くに寄らなくてはいけない。しかし同時に、あまりに近くに寄りすぎても、もたれあいの関係になってしまう。それではよくないと、今度は距離をとりすぎると、ただの観察のようになってしまう。

気が付いたときに、「あ、いてくれたんだな」と自然に思える。「寄り添う」という言葉には、そんな絶妙な距離感が表現されている。子どもの心に寄り添う専門家であるはずの、カウンセラーでも、なかなかに難しいことである。

教師が子どもの心に寄り添うのが難しい二つ目の理由は、集団を相手にしているからである。子どもの心に寄り添うといっても、当然ながら、三〇人いれば、三〇人の子どもの心は異なる。異なるだけではなくて、ある子どもは「もうこんな活動いやだ。早くやめたい」と思っていて、別の子どもは「もっと続けてやりたい」と思っている。

こうした異なる子どもの心の、一人ひとりに、すべて平等に寄り添うことなど、不可能である。集団のそのときの「マジョリティ(多数派)」の雰囲気に寄り添っていると、それによって「マイノリティ(少数派)」の子どもたちの声が抑圧されてしまう。逆に、少数派ばかりに寄り添っていると、多数派の声が抑圧されてしまう。教師がそんな姿勢で学級の子どもと接しているときに、ひどいいじめなどが起こりやすくなってくるのだと思う。

しかし子どもの心に寄り添うことは、教師にとって必要である。それは、子どもたちが「わかってほしい」「先生に理解してほしい」「受け止めてほしい」という切なる願いを常に抱いているからである。

どうやって、学級全体に「平等に漂う注意」(フロイト)を振り向けながら、必要となれば、一人ひとりの子どもの心に深く寄り添うことができるか。ここが教師の急所の一つなのだと思う。

(編集委員・諸富祥彦)

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