CAADID™ 日本語版

Conners' Adult ADHD Diagnostic Interview for DSM-Ⅳ

概要

種類 ADHD診断面接ツール(半構造化面接)
主な対象 18歳以上
形式 パートⅠ:生活歴(A4判・20ページ)
対象者の家庭・学校・職場での様子や、成育歴、既往歴などの生活歴について、「はい/いいえ」または自由記述で回答します。
パートⅡ:診断基準(A4判・32ページ)
成人期と小児期の両方において問題となる症状について、臨床家との面接で回答します。
所要時間 回答/確認・採点 パートⅠ・パートⅡ 各60~90分

購入資格


Level B (⇒ 【購入資格】
*『CAADID 日本語版』の全商品は、一定の要件を満たしている方が購入できます。

内容説明

 
 
日本語版
 
Conners' Adult ADHD Diagnostic Interview for DSM-Ⅳカーディッド
 
成人ADHD関連症状評価するためのツール
 
 
価格(税込)
 
検査用冊子
パートⅠ 生活歴(5名分1組)
4,950 円
検査用冊子
パートⅡ 診断基準(5名分1組)
5,500 円
マニュアル 8,800 円
*価格は予告なく改定する場合がございます。
 
主な特徴
 
ADHD診断評価の補助ツールとして

 

 

 

CAADIDは、成人のADHDを診断する際に重要となる成人期と小児期の両方における症状を評価できるように構成されています。
 
パートⅠで対象者の生活歴を簡潔かつ包括的に把握し、パートⅡで対象者がDSM-ⅣのADHD基準A~Dに該当するかどうかを判断します。
 
パートⅠ
背景情報/成育歴の記録、ADHDの危険因子の有無、併存障害のスクリーニング
 
パートⅡ
ADHDの診断およびサブタイプ(不注意優勢型/多動性‐衝動性優勢型/混合型)の評価

 

ADHDの経過観察に

 

 

 

パートⅡを繰り返し使用することで、その後の経過観察に役立てることができます。治療効果の確認、治療・介入方法の決定に活用できます。
 
 
CAADID 日本語版はMulti-Health Systems Inc. の許可を得て翻訳出版されたものです。
“Conners' Adult ADHD Diagnostic Interview for DSM-IV (CAADID)” is a trademark of Multi-Health Systems, Inc.
 

沿革

当検査は、ADHD分野で30年以上臨床経験のあるコナーズ博士によって開発されました。海外で販売されている信頼性の高い診断面接ツールの日本語訳です。日本語版は浜松医科大学精神神経医学講座准教授(当時)の中村和彦監修で翻訳しました。

特徴

★経験のある臨床家が『CAADID日本語版』を利用しADHDの診断を行い、その次に『CAARS日本語版』を利用して重症度をみるという使い方を推奨します。

★日本語版は、ほぼ原版を踏襲して翻訳しておりますが、パートⅠの「学習の様子」を尋ねるセクションで、日本とカナダ/アメリカとの教育事情の違いから(日本の義務教育では留年や退学・停学などはない等)、原著版元の承諾のもと、一部質問を割愛・変更した箇所があります。

★本出版は厚生労働省の研究班(成人期注意欠陥・多動性障害の疫学、診断、治療法に関する研究:主任研究者 中村和彦)をきっかけとして始まりました。

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